巻之57 〔4〕 拍子木で時刻を知らせるはじまり

括嚢斎(大関土州引退後の号)曰く。

夜中に拍子木で時刻を打つことは、水戸義公に始まると聞きます。
それより前は、夜回りの者がただ拍子木を打って廻ることになったのを、義公が聞き給わり、

「あれは無益のことである。時を打たせよ」

と命じられて、そのようになったのを世を上げて習い、今では一般の風俗になったということ(林談)。
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