巻之五十 〈六〉 庭園の山茶

わしの庭園の山茶、年々開花が多くなっている。
この春は、花が落ちて枝に一物(本文ママ)があって花のようである。
取って観ると花ではない。それで図を描いた(写真)。
またこの辺りの太田世張と云う本草家に見せたら、こう言った。
「俗に木病と云うもので、山茶、イセツバキ、むくの木、菊などにあるものです。
奇異な物です。
松の十かえりの花なども同類です」。

55458_o.jpg
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

百合の若

Author:百合の若
FC2ブログへようこそ!

検索(全文検索)

記事に含まれる文字を検索します。

最新の記事(全記事表示付き)

訪問者数

(2020.11.25~)

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
1328位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
181位
サブジャンルランキングを見る>>

QRコード

QR