巻之46  〔24〕 山と川の名の由来

林子を天瀑山人或は天瀑山樵などと称することは、かの実家の領邑美濃のな恵那郡に、屹然と特抜した山があって天瀑山と云う。
この山は幽深の絶境で土地の者は魔処と唱えて往来する者もない所であると聞く。

 また近頃糸川漁翁と云う別号を用いているので、その由来と問うた。
癸未に加恩のあった上総国賜村の辺に、一帯の長流があってここを小糸川と呼ぶ。
因ってその(名前を)用いるとぞ。
両事とも面白い。
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