巻之57  〔12〕 亥猪の御手餅のはなし

 先代天祥雄香公は勿論、松英公のはじめ迄玄猪に登営があって、御手餅を拝頂された。
爾(その)後は外班に移ったので、当時の慕わしく、今冬はじめ亥の翌日、たまたま林子とわしが茅堂を訪れ、年来の敬上の気持ちの深さに感じられると昨夜拝領の御餅を贈られた(写真)。

 御餅は5色ある。
御前で出る人ごとに御随意に下さるとのこと。
胡麻〔黒色の御餅〕を賜った人は、「めでたし」と自賀していた。
これはいつの頃よりか風習となったと聞いている。

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