巻之52 [4] 八幡で力量を試す老夫

行智が来てまた話した。

八幡境内の一老夫は、人が附会(ふかい、こじつけて関係をつけること)した妄説で、実は大石を仰臥して手足で持ち上げたのを、その手がはずれて己の腹に落ちて圧死したとも、
或いは手足で上げたら、傍からかの石の上にまた余計に石を乗せて力量を見せたが、その石をとり落として、仰臥する者に当たり死なせたとも云われていると。

いずれが浮説か、実はわからない。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

百合の若

Author:百合の若
FC2ブログへようこそ!

検索(全文検索)

記事に含まれる文字を検索します。

最新の記事(全記事表示付き)

訪問者数

(2020.11.25~)

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
1328位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
181位
サブジャンルランキングを見る>>

QRコード

QR