続編 巻之25 〔13〕 日光の飛銚子、天狗の品

千石和州は伏見奉行で、この地に没した。
この人が日光奉行の時に真に接したいう逸話がある。
日光の山上に何とかと云う祠があった。
神前に葵のご紋がついた木銚子があった。
参詣の人の宿願があると、この器に酒を入れて置く。
また一里くらい隔てて、何とかと云う処にも祠が一箇所あった。
つまり、宿願の者の願いがかなえられるときは、この祠の木銚子が自ら一里先の祠に移り中に在るのだと。
土地の者によると、これは飛銚子というのだと。
道者(仏道修行者)の輩も信仰拝詣する者が絶えないという。
これは天狗の品であるからではないかと、云った。奇異なことである。
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