巻之十ニ 五 御膳所の小吏への御褒美

徳廟(今は亡き上様、どの御代かはうかがうことが出来ず)が、御飯の炊き方が格段よく出来た時は御膳所の小吏へ御沙汰があって、その都度御賞美金など下さろうとなさっていた。
が御料理向の者はどの様にお口にかなっても、ついに御褒美の御沙汰(固辞するので)は無くなった。
これ程までに御深慮があるのかとおしはかり奉れば、本当に有難き事となった。
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