続 巻之十七 〈一〉 盗みを学ぶ者(笑い話)

盗みを学ぶ者がいた。
師事して云うには。
戸外に至れば、まず犬猫の鳴き声を出せ。
間違っても人の様子を出さないこと。
また示された。
(人の気配を悟られると)家の主は必ず疑って家人と様子を見ながら「これは誰だろうか」と言い合うだろう。
その時また鳴き声を出し続けると、これ以上は疑うことはない。
この様にして、盗みをすればよい。
門人は教えを受けて去っていった。
ある夜、人家に入った。
そして猫の鳴き声を出した。
主ははたして疑い、家人とおかしいと語った。
主はまた疑い、「誰だ?」と問うた。盗人は外に出て云った「猫です」。
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