続篇  巻之3  〔4〕真鍮銅壺

 わしの荘の近辺吉田町と云うのは、商売婦を抱え置く者の住所である。

 この売婦を買う者が時々煙管を忘れたり、道に落としたりしていた。

 売婦がそれらを拾って帰れば、その主人の某は受け取って、女には駄賃を与え、集めた。集めた物が山をなしたとき、鎔かして大銅壺を形成して、己の厨房で用いた。

 これより某を目して真鍮銅壺と呼ばれるようになったと。
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