続 巻之十七 〈一〉 仁王の木像のひねり(笑い話)

仁王の木像に噛んだ紙を吹きつけると、その当たった所が力強くなるという。
参詣の輩が集まって仁王門に向かって紙を吹きつけた。
その中の一人が云った。
「これはしたり。あの紙の中に金子を入れてやした!」。
これを聞いた木像は手を動かして、顔や腕の紙をひねりひねりしたのだと。
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