続編 巻之17 〔1〕 灸を落とす(落し噺)

わしが少年の頃、仕舞を水戸侯の大夫、犬塚新五郎に学んだ。

新五郎は1年、上総より召使を置いた。

1日、召使に灸をすえさせるのに、度々落とすので、ふつつかなと叱ると召使は云っている。みみちっい旦那だよ。

灸を1つ2つ落したところで、さほど言われることはないじゃないか。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

百合の若

Author:百合の若
FC2ブログへようこそ!

検索(全文検索)

記事に含まれる文字を検索します。

最新の記事(全記事表示付き)

訪問者数

(2020.11.25~)

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
1328位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
181位
サブジャンルランキングを見る>>

QRコード

QR