巻之四十 〈一〇〉 寺領の政事、増上寺の下屋敷

華養院というのは、増上寺御祠が金の出入りを掌り、かつ寺領の政事をも引き受け、裁許する職の僧であると云う。
この僧は、わしの臣への話中に云ったと聞いた。
増上寺の下屋敷に侍三十余りのやからが住んでいる。
これらを以て金子(きんす)進退等のことも為す。
また屋敷の中に牢屋、揚がり屋もあって、俗僧や罪ある者はここに入れ置く。
その罪によっては寺社奉行の方へ引き渡すこともある。同心も数十人居ることになる。
はじめてそこに備わるものを聞いて驚いた。
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