2020/05/21
巻之五十ニ 八 木がくれの宿
蕉軒が話す。
8月の末ごろ、成島東岳(成島司直、幕府奥儒者)が、王子(王子稲荷か)詣で時に雨に遭って、谷中村荘の六閑堂に休憩したときの口号。
雨そそぐ荷葉(はちすは)浪こへて
秋風涼し木がくれの宿
時により面白く聞いた事だった。
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松浦静山公の随筆「甲子夜話」を語りのお稽古として紐解いています。
2020/05/21
蕉軒が話す。
8月の末ごろ、成島東岳(成島司直、幕府奥儒者)が、王子(王子稲荷か)詣で時に雨に遭って、谷中村荘の六閑堂に休憩したときの口号。
雨そそぐ荷葉(はちすは)浪こへて
秋風涼し木がくれの宿
時により面白く聞いた事だった。
Author:百合の若
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