巻之一 〈29〉 雁金打という弓

紀州の雁金打という弓は、雁の形の焼き印を二つ押す。
紀州藩の官制で、市中の売り場に出る事はない。
以前は多く世の中に出たが、最近では売出しを禁じられ、出る事は稀である。
この弓は打ち出す処から筏にして(運び)水上げをする時に、粘着力の強く離れないものを良しとする。
また蒸し暑さによって弱ることがないものを良しとするという。
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