2021/02/10
巻之三 〈18〉 宇治茶の名付け
蘭奢待(らんじゃたい)と云う名香は東大寺の宝物で、東大寺の文字を隠して名にしたという。宇治茶の初昔、後昔の名があるのも何かの時節があって、それより廿一日前に摘むのを初昔、それより廿一日後に摘むのを後昔と云うらしい。
これも廿一日の字を合わせてのこと。
※旧暦3/21に摘み始めた、春分の日から21日目から摘み始めた等の説があるが、はっきりしない。
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2021/02/10 17:11 by 木村 URL 編集