巻之十八 〈24〉 堺屋松五郎、松が鮓

近頃大川の東の安宅(あたけ)に松鮓(すし)と呼ぶ新しい製ができた。

松は店の人の名である。

このよい味は、一時最も賞でられた。

この鮓の価格はことに高く、その量は五寸の器二重に盛って、楕金三円(楕円の金、三両か)に換うと云う。

これを制作するものは、鮓成(なれ)てこれを試食する。

その味は意に適わなければ、即ち棄却して顧みずと云う。

この様に高価の品、今に行わるるも、また世風を観るがよい。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

百合の若

Author:百合の若
FC2ブログへようこそ!

検索(全文検索)

記事に含まれる文字を検索します。

訪問者数

(2020.11.25~)

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
845位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
157位
サブジャンルランキングを見る>>

QRコード

QR