巻之七十三 七 西国との貿易

西国の商人が物語る。

琉球に商いに行く船は薩州より切手を受けて出発する。

この国に着いても渡口の浦に清国の番所があって、上陸することが出来ない。

またその渡口のもう一方に浦がある。

ここは薩候の番所があるので、ここで、切手を出すと上陸を許される。

この辺の民家には若い婦人がいて、こちらとの商いが成約になると歓待を受ける。

殿方よりご婦人方の裁量によってこの国と貿易をしているのである。

我が国(西国)との貿易は禁止事項で、本来清国に対して憚る事になるのだが。

(商売人は)この様な新手のやり方を考え出すものだ。

琉球の民は誠に正直で篤実である。このご婦人方の様な信じられない事(本来出来ない西国との貿易)を重ねて仕事にしている。

「中山伝信録〜ちゅうざんでんしんろく、清の除(草冠に保)光がしるした琉球の地誌」を閲覧すると、

但曰く。久米は那覇にある

たの名を大門村。ピン人30の姓を洪武中に賜った。

他の徒はそうではない。

ゆえ、唐営の名は営中と称する。

のち唐栄とあらためる。

この文によれば、これらは清国番所と云うものか。

(どちらにしろ)那覇は清国の渡口である。

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