2021/04/06
続篇 巻之15 〈4〉 狩衣
4月24日に喜多六平太が宅の舞台開きで『翁』があった。下た面になると、脇能を亭主〈弓八幡〉が舞った。
後に着せた狩衣は太閤秀吉より賜ったものという。
紺地に金の総紋になるが、径り6寸(18㌢程)ばかりの丸の内に花桐の紋で、間々には花唐艸(草)、袖くぐりは紅糸であった。
年古きものであった。
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松浦静山公の随筆「甲子夜話」を語りのお稽古として紐解いています。
2021/04/06
Author:百合の若
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