巻之90 〔1〕  徳廟(家康公)の御時

 徳廟の御時に、御次にある奥の衆が何か雑談する中、尾張殿、紀伊殿、水戸殿などが云い合うのを、いかにしてかその後ろに出させられて聞きしめされた。

 御意には様と云っても済むようになったという。

 小咄だが、徳廟の御こと想像くだされ。
上加藤豫洲入道文麗が語った〔豫洲はこの御代御小姓を勤めた人である〕。
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