続篇 巻之ハ十六 〈二〉 軍中は病は、気鬱から生じる

朝鮮攻めの渡海のうえ、軍人は水土になれないためか、多く病を受けた。
従軍の医師は、正気散を用いたけれども治らなかった。
時に清正の医師が、香蘇散を用いるとその陣はみな験を得た。
それで、他陣もこれを聞いて、その法を用いて、癒るを得た。
医師にそのわけを問うと、軍中は病は、気鬱から生じると。
それで、これを用いるのだと。
人はみなその意に服従したと云う。
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