巻之31 (14)  信玄太鼓

 『兵要録』を講ずるときに。
一学(市川)が云った。

 遠州浜松の俗だが、今は盆踊りのときに太鼓を打つのだが、その拍子を信玄太鼓と云う。

  ドンドンドンドドンと、はじめの三節はゆるく、後の一節はつまる。

 かつてこれを澹斎は考えた。
「これは信玄とは関わりはないと思う。この様な話はよくあること。信玄が堀江二股の城を攻め落として、味方原に押し出るときに、味方の勢いをます為に、曲を打って気力を起こしたと伝わったのではないか」といったと。

 いかにも長沼先生の説、従おうではないか。

(注)
長沼 澹斎(ながぬま たんさい、寛永12年5月28日(1635年7月12日) - 元禄3年11月21日(1690年12月21日))は、江戸時代の軍学者。長沼流兵法の創始者
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