続篇 巻之七 〈ニ一〉 小笠原島

前編第五巻に、伊豆付小笠原島のことにふれた。
この島を見出した小笠原三九郎は今は尾藩の士であるが、この年〈丁亥〉冬、候の名代として出府した。
その子は市橋候の娘を娶ったので、わしも遠縁になり、行智を介してわしに相見を請うた。
わしも対面しようとしたが、そのうち御暇を蒙り、そく夜に出立した。この人は名を長盈。
今回語った訳は。
小笠原島は小島数十ある。
その内、大きいものが六ある。広い三十里ばかりになるは大島である。
次には二十里ばかりになるのもある。
その六島の名を父島、母島、兄島、弟島、姉島、妹島と名づけたと。
前編に云ってたことと違う。
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コメント

No title

確かに前と違う😂 銚子の東50~60里は5~6里の間違いかと思い、真東の近場を探したが小島など全くない。
聞いた話だから何でもあり、聞いたままだから手法はいいのかも。。。
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