続篇 巻之26 〔1〕 『源氏物語』に御気色損じた帝 

 後光明帝は後水尾帝第1皇子で、賢明の英主でいらっしゃる。
宋学を御尊信あっても、崩後火葬されることを止められたことも、この帝から始まったと云う。
ある年関東に下向された公卿が、帰洛の御土産として手箱に『源氏物語』の模様蒔であるのを上(たてまつ)れば、御気色損じたと云う。
この物語は、縉紳淫風が盛んになり、王道陵夷(りょうい、物事が次第に衰えること)して、遂に覇者の為に屈せらる。
これは皇室の衰徴の根本にならないだろうか。
この物語は敵であるとの御諚(おんじょう、上のいいつけ)であると。
実(げ)に有り難きことではないだろうか。
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